実生で楽しむケヤキ盆栽:3回目の記録
(2003年05月11日記録)
十字葉が出揃う
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さし芽種まきの土:3月16日に蒔く
(国産ピート、バーミキュライト、パーライト、鹿沼土)を使用。
5月11日撮影
十字葉もほぼ出揃い、軸切り挿し芽の時期を少し過ぎてしまいました。本来は子葉が出て、本葉が出始めた頃が的期となります。十字葉が出てからでも風に当たらない所で後管理ができれば別に問題はありません。
さし芽種まきの土:8割り+赤玉土:2割り
ベランダという狭い制約されたスペースの問題もあり、4cm角の小さな連結ポットに挿し芽をします。
去年までは赤玉土単用を使用していましたが、今年はさし芽種まきの土が成績が良いようなので、さし芽種まきの土に赤玉土を2割り程混ぜてみることにしました。ポットに土を入れ、水を掛けて湿らします。
穴を開ける
あらかじめ、楊子や竹串などで挿し芽を容易にするために真ん中に穴を開けておきます。
子葉の1cm程下を切る
あらかじめ、ダイコンの輪切りを用意しておき、苗を丁寧に抜き取り、苗を傷めないようにダイコンにのせて子葉の1cmほど下で切ります。その際、切り口がスパッといくような切れ味の良いカッターナイフなどを使用します。
切る位置で将来の樹高が決まります。十字葉からが最初の枝分かれの位置になりますので、箒作りの理想とする枝と幹の2対1のバランスを考慮して切る位置を決めてください。
切り口を乾かさない
切り口を乾かさないように、切った後すぐに水につけておくようにします。
発根剤をつける
あらかじめ開けておいた導き穴に、切り口を傷めないように挿し芽をします。その際、ルートンなどの発根剤を切り口につけておくと良いでしょう。
つけ根を軽くおさえて終了
つけ根を軽くおさえたあと、水を軽くまいて終わりです。後は、直射日光を避け、風の当たらないところで1週間から10日程管理します。
ベランダで楽しむミニ盆栽に関して
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